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降雪量10cmはどれくらい?積雪との違いと雪の量を数字で解説

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❄️ 大雪・積雪のしくみ

降雪量10cmは、ある時間内に新たに積もった雪の量が10cmあることを表します。10cm=100mm=0.1mで、1㎡の範囲に10cmの厚さで新たに雪が積もったと考えると、その雪の体積は約100Lです。

ただし、「降雪量10cm」と「積雪10cm」は同じ意味ではありません。

降雪量は一定時間に新たに積もった量、積雪はその時点で地面に積もっている雪の深さを表します。

この記事では、降雪量10cmを換算し、1㎡・10㎡などの面積に置き換えて量をイメージしながら、積雪との違いや5cm・20cmとの違いも数字で比較します。

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降雪量10cmは100mm・0.1m

降雪量10cmを別の単位に換算すると、次のようになります。

  • 10cm=100mm
  • 10cm=0.1m

気象庁では「降雪の深さ(降雪量)」を、ある時間内に地表に降り積もった雪などの固形降水の深さとしています。

つまり、降雪量10cmという数字は、単純に「現在、地面に10cmの雪がある」という意味ではなく、一定時間に新たに積もった雪の量を示す数字です。

なお、気象庁の解析降雪量では、解析積雪深が1時間前から現在までに増加した量をもとに降雪量を算出し、積雪深が減少した場合は0として扱います。

参考:気象庁「雪に関する用語」気象庁「解析積雪深・解析降雪量」

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降雪量10cmは1㎡あたり約100Lの雪

降雪量10cmの量をイメージするには、深さを体積に換算すると分かりやすくなります。

10cmをメートルに直すと、

10cm ÷ 100 = 0.1m

です。

1㎡の範囲に10cmの厚さで新たに雪が積もったとすると、体積は、

1㎡ × 0.1m = 0.1m³

となります。

1m³は1,000Lなので、

0.1m³ × 1,000 = 100L

です。

したがって、降雪量10cmは、1㎡の範囲なら新たに積もった雪の体積が約100Lになる量と考えられます。

面積降雪量10cmに相当する雪の体積の目安
1㎡約100L
2㎡約200L
5㎡約500L
10㎡約1,000L(1m³)
20㎡約2,000L(2m³)
50㎡約5,000L(5m³)

ここで示しているリットルは、新たに積もった雪そのものが占める体積です。

雪の密度は雪質や水分量によって変わるため、「100Lの雪=100kg」という意味ではありません。

降雪量10cmを身近な量で見るとどれくらい?

縦1m・横1mなら約100L

縦1m・横1mの1㎡の範囲に、新しい雪が10cmの厚さで積もったと考えると、体積は約100Lです。

1m × 1m × 0.1m = 0.1m³ = 約100L

「10cm」という高さだけでは量をつかみにくくても、「1㎡なら約100L分の雪」と考えるとイメージしやすくなります。

10㎡なら約1,000L・1m³

10㎡の範囲に降雪量10cmに相当する雪が均一に新しく積もったとすると、体積は約1,000Lです。

10㎡ × 0.1m = 1m³

1m³ = 約1,000L

つまり、10㎡では新たに積もる雪の体積が約1立方メートルになります。

実際の雪は風によって吹き寄せられたり、場所によって積もり方に差が出たりするため、この数字は範囲全体に平均10cm積もったと考えた場合の目安です。

50㎡なら約5m³の雪

50㎡の範囲に平均10cmの雪が新たに積もった場合は、

50㎡ × 0.1m = 5m³

となります。

リットルでは、

5m³ × 1,000 = 約5,000L

です。

降雪量10cmは高さでは0.1mですが、積もる面積が広くなるほど、新たに加わる雪全体の体積も大きくなります。

降雪量10cmと積雪10cmは何が違う?

降雪量10cmは「一定時間に新たに積もった雪が10cm」、積雪10cmは「その時点で地面に積もっている雪の深さが10cm」という違いがあります。

項目降雪量10cm積雪10cm
何を表す?一定時間に新たに積もった雪の量その時点で積もっている雪の深さ
深さ10cm10cm
mm換算100mm100mm
1㎡×10cmの体積約100L約100L
数字の性質一定時間の増加量その時点の状態

どちらも10cmなので、1㎡×10cmという形だけを体積に換算すれば約100Lです。

しかし、意味は同じではありません。

降雪量では「新たに増えた雪」に注目し、積雪では「現在そこにある雪全体」に注目します。

降雪量10cmでも積雪が10cm増えるとは限らない

降雪量10cmという数字を見たとき、「現在の積雪に10cmをそのまま足せばよい」とは限りません。

たとえば、もともと積雪が20cmある場所で、その後の一定時間に降雪量10cmがあった場合を考えます。

単純に積み重なれば、

20cm + 10cm = 30cm

となります。

しかし実際には、以前から積もっている雪が自重で沈んだり、気温などによって解けたりします。

そのため、積雪20cmの場所で降雪量10cmを観測しても、その後の積雪が必ず30cmになるわけではありません。

気象庁でも、積雪は時間とともに重みで沈んだり解けたりするため、積雪の深さと累積降雪量には差が出ると説明しています。

降雪量5cm・10cm・20cmを比較

降雪量10cmがどれくらいなのかは、近い数字と比較すると分かりやすくなります。

降雪量mm換算1㎡あたりの雪の体積の目安10cmとの比較
3cm30mm約30L10cmの0.3倍
5cm50mm約50L10cmの半分
10cm100mm約100L基準
15cm150mm約150L10cmの1.5倍
20cm200mm約200L10cmの2倍

同じ面積に均一に新しく積もったと考えれば、雪の体積は降雪量の深さに比例します。

1㎡では、降雪量5cmなら約50L、10cmなら約100L、20cmなら約200Lです。

そのため、降雪量10cmは5cmの2倍、20cmの半分の深さであり、同じ面積なら新たに積もる雪の体積も同じ比率になります。

降雪量5cmと10cmでは1㎡あたり約50Lの差

降雪量5cmと10cmでは、深さに5cmの差があります。

5cmをメートルにすると0.05mなので、1㎡あたりの体積差は、

1㎡ × 0.05m = 0.05m³ = 約50L

です。

面積降雪量5cm降雪量10cm体積の差
1㎡約50L約100L約50L
5㎡約250L約500L約250L
10㎡約500L約1,000L約500L
50㎡約2,500L約5,000L約2,500L

深さでは5cmの差ですが、10㎡なら新たに積もる雪の体積には約500Lの差が出ます。

降雪量10cmと20cmでは雪の体積が2倍

降雪量20cmは10cmのちょうど2倍の深さです。

そのため、同じ面積に均一に積もると考えた場合、新しく積もる雪の体積も2倍になります。

面積降雪量10cm降雪量20cm
1㎡約100L約200L
2㎡約200L約400L
5㎡約500L約1,000L
10㎡約1,000L約2,000L

降雪量の違いを体感するときは、「何cm違うか」だけでなく、「その深さ×積もる面積」で雪の体積を比較すると分かりやすくなります。

降雪量10cmの100Lは水100Lという意味ではない

降雪量10cmを1㎡あたり約100Lと表せますが、これは新たに積もった雪そのものが占める体積です。

雪には空気が含まれており、雪質によって密度が変わります。

そのため、

  • 降雪量10cm=水100mm
  • 100Lの雪=100kg
  • 100Lの雪を解かすと必ず100Lの水になる

という意味ではありません。

降雪量10cmを量として考える場合は、「深さ10cm」「1㎡なら新たな雪の体積が約100L」と捉え、雪の重量や解けたあとの水量とは分けて考える必要があります。

降雪量10cmと累積降雪量の違い

「降雪量」と似た言葉に「累積降雪量」があります。

気象庁では、期間中の降雪の深さを合計したものを累積降雪量としています。

たとえば、複数の時間帯に記録された降雪量を合計して累積降雪量が10cmになったとしても、その時点の積雪が10cmとは限りません。

整理すると、

  • 降雪量:一定時間に新たに積もった雪の量
  • 累積降雪量:期間中の降雪量を合計したもの
  • 積雪:その時点で地面などに積もっている雪の深さ

という違いがあります。

積雪は時間とともに沈んだり解けたりするため、累積降雪量と現在の積雪の深さは別の数字として見る必要があります。

降雪量10cmを簡単にまとめると

降雪量10cmは、一定時間に新たに積もった雪の量が10cmあることを示します。100mm、0.1mに相当し、1㎡の範囲なら雪そのものの体積は約100Lです。

  • 降雪量10cm=100mm=0.1m
  • 1㎡なら新たに積もる雪の体積は約100L
  • 5㎡なら約500L
  • 10㎡なら約1,000L(1m³)
  • 降雪量10cmは5cmの2倍、20cmの半分の深さ
  • 降雪量10cmと積雪10cmは同じ意味ではない
  • 降雪量10cmだから現在の積雪が必ず10cm増えるとは限らない

降雪量10cmという数字は、「現在の雪の深さ」ではなく「一定時間に新たに積もった雪の量」と考えるのがポイントです。

また、約100Lという数字は雪そのものの体積です。雪の重さや解けたあとの水量は雪質によって変わるため、100Lの水と同じものとして扱うことはできません。

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