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個人情報が流出したら何をする?今すぐ確認したい対策とやってはいけないこと

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「あなたの個人情報が流出した可能性があります」

企業からこんなメールが届いたら、不安になりますよね。

氏名や住所を知られたらどうなる?

電話番号が漏れたら詐欺電話が来る?

免許証画像まで流出したら再発行したほうがいい?

銀行口座やクレジットカードまで危ない?

いろいろな心配が一気に出てきます。

しかし、個人情報流出が起きたときに重要なのは、慌てて何もかも変更することではありません。

まず、

何の情報が流出したのか

を確認することが最優先です。

メールアドレスだけが漏れた場合と、氏名・住所・電話番号・生年月日・本人確認書類まで漏れた場合では、注意すべきことが大きく違います。

この記事では、個人情報が流出したときに確認したいことを順番に整理します。

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個人情報が流出したら最初に確認すること

情報流出を知った直後は、「何をすればいい?」と焦りがちです。

しかし、最初に確認すべきことは大きく3つあります。

何の情報が流出したのか確認する

まず確認したいのは、流出した情報の種類です。

たとえば、

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • ログインID
  • パスワード
  • クレジットカード情報
  • 銀行口座情報
  • 運転免許証画像
  • マイナンバーカードなどの本人確認書類

では、危険性が同じではありません。

「○万人の個人情報が流出」という人数だけを見て怖がるのではなく、

自分について、具体的に何が漏れたのか

を見ることが大切です。

自分が流出対象なのか確認する

大規模な情報漏えいが発表されても、すべての利用者が同じ情報を流出しているとは限りません。

一部の利用者だけが対象だったり、

Aさんはメールアドレスだけ、

Bさんは住所と電話番号、

Cさんは本人確認書類まで、

というように対象情報が異なることもあります。

企業から対象者向けの案内が出ていないか確認しましょう。

企業の公式発表を確認する

情報流出事件が起きると、SNSやニュースサイトにさまざまな情報が出回ります。

しかし、

「全員のカード番号が漏れた」

「すぐ免許証を再発行しないと危険」

など、実際の発表とは異なる情報が広がることもあります。

まず確認するのは、流出元企業の公式サイトです。

そこで、

  • 何が起きたのか
  • いつ起きたのか
  • 何件流出したのか
  • どんな情報が対象なのか
  • 不正利用が確認されているのか
  • 利用者が何をすべきなのか

を確認します。

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流出した情報によって危険性は違う

「個人情報が流出した」とひとまとめにされがちですが、情報によって意味はかなり違います。

メールアドレスが流出した場合

メールアドレスが漏れた場合、まず警戒したいのはフィッシングメールです。

たとえば、

「情報流出のお詫び」

「パスワードを再設定してください」

「本人確認をお願いします」

などと書かれたメールから偽サイトへ誘導される可能性があります。

特に情報流出事件の直後は、事件を知った第三者が便乗することも考えられます。

メールのリンクから直接ログインするのではなく、公式アプリや普段使っているブックマークなどからアクセスするほうが安全です。

電話番号が流出した場合

電話番号が漏れた場合は、不審な電話やSMSに注意します。

電話番号だけで直ちに重大な被害が起きるとは限りません。

しかし、

「○○さんですね」

「情報流出について確認があります」

などと電話をかけ、追加の個人情報を聞き出そうとする可能性があります。

知らない電話番号への基本的な対応については、

迷惑電話・詐欺電話の完全対処ガイド|出るべき?折り返す?番号別に即判断

でも詳しく解説しています。

氏名・住所・生年月日が流出した場合

氏名だけなら同姓同名の人がいます。

住所だけでも、それだけで本人になりすませるわけではありません。

しかし、

氏名+住所+生年月日+電話番号

のように複数の情報がそろうと、本人について分かる情報が増えていきます。

そこで知っておきたいのが「名寄せ」です。

別々に存在する情報を同じ人物の情報として結び付けることを名寄せといいます。

「名寄せって何?」という人はこちらで詳しく解説しています。

名寄せとは?個人情報流出で何が危険?仕組みと悪用リスクをわかりやすく解説

個人情報流出を見るときは、一つの情報だけではなく、他の情報と組み合わされた場合も考えることが大切です。

運転免許証画像が流出した場合

運転免許証には、

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 顔写真
  • 免許証番号

など、本人確認に使われる複数の情報が含まれています。

そのため、単なるメールアドレス流出などとは意味が違います。

ただし、

「免許証画像が漏れた=誰でも簡単に銀行口座や携帯電話を契約できる」

とは限りません。

現在は顔写真との照合やICチップ、SMS認証などを組み合わせる本人確認もあります。

詳しくはこちらで解説しています。

運転免許証の画像が流出すると何に悪用される?危険性と今すぐできる対策

個人情報流出後にやっておきたい対策

何が流出したのか確認したら、必要な対策を考えます。

すべてを一律に変更するのではなく、流出した情報に応じて対応することが重要です。

パスワードが関係する場合は使い回しを確認する

パスワードそのものが流出した場合や、パスワードへの影響が疑われる場合は、変更を検討します。

特に注意したいのがパスワードの使い回しです。

たとえばAサービスで使っていたメールアドレスとパスワードを、Bサービスでも同じ組み合わせで使っているとします。

Aサービスから情報が漏れた場合、その組み合わせをBサービスでも試される可能性があります。

同じパスワードを複数サービスで使っている場合は、それぞれ異なるものへ変更しておくと安心です。

不審なメールやSMSのリンクを開かない

情報流出後には、

「あなたは漏えい対象です」

「補償手続きはこちら」

「パスワード変更が必要です」

「本人確認してください」

など、本物らしいメールやSMSが届く可能性があります。

ここで重要なのは、

本当に情報流出が起きていても、そのメールが本物とは限らない

ことです。

事件自体は本物でも、それに便乗した偽メールということがあります。

メールやSMS内のリンクから手続きせず、企業の公式サイトを自分で開いて確認しましょう。

身に覚えのない通知を確認する

情報流出後は、

  • 新規ログイン
  • パスワード変更
  • メールアドレス変更
  • 電話番号変更
  • 新規契約
  • 本人確認
  • 決済

などの通知にも注意します。

ただし、通知そのものが偽物である可能性もあります。

「不正利用されています。ここを押してください」

と書かれていても、慌ててリンクを押さないようにしましょう。

公式アプリや公式サイトから確認する方法が安全です。

個人情報流出後に注意したい詐欺

流出そのものより、その後に起きる二次被害が問題になることがあります。

特に注意したいのは「相手が自分の情報を知っている」タイプの詐欺です。

「本人確認が必要です」と言われる

電話の相手が自分の名前や住所を知っていると、

「本物の会社だ」

と思ってしまうかもしれません。

そこから、

「本人確認のため生年月日をお願いします」

「SMSに届いた番号を教えてください」

「カード番号を確認します」

と新しい情報を聞き出されることがあります。

自分の情報を知っていることは、その相手が本物である証拠ではありません。

「本人確認が必要です」と言われたら詐欺?正しい見分け方

も確認しておくと判断しやすくなります。

「あなたの口座が犯罪に使われている」と言われる

不安をあおるために、

「あなた名義の口座が犯罪に使われています」

と言われるケースがあります。

氏名や住所まで正確に言われると信用しやすくなりますが、そこで口座情報や暗証情報を伝えてはいけません。

「あなたの口座が犯罪に使われています」は詐欺!典型文句と正しい対処法

でも詳しく解説しています。

警察や銀行を名乗る

個人情報流出後だからといって、詐欺師が流出元の会社を名乗るとは限りません。

警察や銀行など、信用されやすい相手を名乗ることも考えられます。

警察を名乗る電話については、

警察を名乗る電話は本物?99%詐欺の見分け方と正しい対応

銀行を名乗る電話については、

銀行を名乗る電話は本物?詐欺の見分け方と正しい対応

で解説しています。

個人情報が流出したときにやってはいけないこと

不安なときほど、急いで行動したくなります。

しかし、焦って対応することで逆に情報を渡してしまうことがあります。

流出通知メールのリンクをすぐ押す

「あなたの情報が流出しました」

というメールが来ても、そのメールが本物とは限りません。

本物の事件に便乗したフィッシングメールかもしれないからです。

メール内のリンクではなく、企業名を自分で確認して公式サイトから情報を探しましょう。

電話で不足している個人情報を答える

これは特に重要です。

相手が、

「○○市にお住まいの山田さんですね」

と言ったあと、

「本人確認のため生年月日をお願いします」

と聞いてきたとします。

相手は住所と氏名は知っていても、生年月日は知らないのかもしれません。

ここで答えてしまうと、

自分から相手のデータを完成させる

ことになります。

相手が知っている情報に驚いて、不足している情報まで教えないようにしましょう。

「今すぐ」と言われて急いで手続きする

詐欺では、

「今日中です」

「あと30分で停止されます」

「すぐ対応しないと逮捕されます」

など、考える時間を与えない言い方が使われることがあります。

本当に重要な連絡だったとしても、いったん電話を切り、自分で公式窓口を調べて確認できます。

急かされたときほど、その場で決めないことが大切です。

本人確認書類が流出したら再発行すれば安心?

運転免許証などの本人確認書類が流出すると、

「再発行すれば古い情報は使えなくなるのでは?」

と思うかもしれません。

しかし、再発行しても、

  • 氏名
  • 生年月日
  • 住所
  • 流出済みの画像

そのものが消えるわけではありません。

また、再交付によって免許証番号全体が必ず新しくなるとも限りません。

詳しくはこちらで整理しています。

免許証の情報が流出したら再発行すべき?番号は変わる?できる対策を解説

つまり、本人確認書類の流出では、

「カードを作り直すこと」だけではなく、その情報を使った二次被害に備えること

が重要です。

実際に不正利用された可能性がある場合の対応

単に「情報が漏れた可能性がある」という段階と、実際に身に覚えのない利用が発生している段階では対応が違います。

身に覚えのないカード利用がある

クレジットカードに知らない利用履歴がある場合は、カード会社の公式窓口へ確認します。

メールやSMSに書かれた電話番号ではなく、カード裏面や公式アプリなどから確認してください。

身に覚えのない銀行取引がある

知らない振込やログインなどが確認された場合は、利用している金融機関へ早めに連絡します。

必要に応じて警察への相談も検討します。

身に覚えのない契約がある

携帯電話や各種サービスなど、自分が申し込んでいない契約が見つかった場合は、契約先へ問い合わせます。

「情報が漏れたかもしれない」という推測だけではなく、

  • いつ気付いたのか
  • どんな通知が届いたのか
  • 何の契約なのか

を整理しておくと相談しやすくなります。

タイムズカーの情報流出からも分かること

最近の大規模な情報流出事件を見ると、「個人情報」と一言でいっても非常に多くの種類があることが分かります。

タイムズカーの情報流出では、氏名や住所などに加え、対象者によっては運転免許証画像などの本人確認書類も問題になりました。

この事件についてはこちらで整理しています。

タイムズカー情報流出で何が危険?免許証160万件漏えいと悪用リスクを解説

重要なのは、事件名だけを覚えることではありません。

別の企業で情報流出が起きたときにも、

何が漏れた?

他の情報と組み合わさる?

どんな詐欺に利用される可能性がある?

自分は何を確認すればいい?

という順番で考えれば、必要以上に慌てず対応しやすくなります。

個人情報流出で一番覚えておきたいこと

個人情報が漏れたと聞くと、

「もう全部知られてしまった」

と思ってしまうかもしれません。

しかし、流出した情報の種類や範囲は事件ごとに違います。

一方で、どの事件でも共通して覚えておきたいことがあります。

それは、

相手が自分の個人情報を知っていても、その相手が本物だとは限らない

ということです。

名前を知っている。

住所を知っている。

生年月日を知っている。

利用していたサービスを知っている。

それでも、本物の企業や警察、銀行である証明にはなりません。

個人情報流出後ほど、

「相手が何を知っているか」

ではなく、

「こちらから公式な連絡先を使って確認できるか」

で判断することが重要です。

まとめ

個人情報が流出したときは、慌ててすべての情報を変更するのではなく、まず状況を確認しましょう。

重要なポイントは、

  • 何の情報が流出したのか確認する
  • 自分が対象者なのか確認する
  • 流出元企業の公式発表を見る
  • 不審なメールやSMSのリンクを開かない
  • パスワードの使い回しを確認する
  • 身に覚えのないログインや契約を確認する
  • 名前や住所を知っている相手でも信用しない
  • 電話で不足している個人情報を追加しない
  • 名寄せによって別々の情報が結び付く可能性も考える
  • 実際に不正利用があれば関係する企業・金融機関・警察などへ相談する

ことです。

個人情報流出で本当に注意したいのは、

「漏れた情報そのもの」だけではなく、その情報を信用させる材料として使われること

です。

相手が自分について詳しく知っているときほど、いったんその場でのやり取りを止め、自分から公式サイトや公式窓口を確認するようにしましょう。

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参考

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