大雨というと、台風が通過するときに一気に降って、その後は晴れるイメージを持っている人も多いかもしれません。
ところが実際には、
- 何日も雨が続く
- いったん弱まったのに再び大雨になる
- 台風が遠くにあるのに大雨が降る
- 同じ地域で何度も激しい雨になる
ということがあります。
特に夏から秋への季節の変わり目には、秋雨前線が日本付近に停滞し、そこへ台風や熱帯低気圧などから暖かく湿った空気が流れ込むことで、雨が長期化する場合があります。
気象庁でも秋雨前線を、夏から秋への季節の移行期に日本付近へ現れ、長雨をもたらす停滞前線としています。
つまり長雨は、単に「雨雲の動きが遅い」というだけではありません。
前線が同じ場所に残り、雨雲を作るための水蒸気が供給され続けることが大きなポイントです。
そして雨が何日も続くと、1時間ごとの雨が少し弱まっても、土・街・川の中にはそれまでの雨の影響が蓄積していきます。
この記事では、大雨が何日も続く理由、秋雨前線が停滞する仕組み、台風が遠くても雨が強まる理由、そして長雨になるほど土砂災害・浸水・洪水の危険が高まる理由をわかりやすく解説します。
関連記事:
→ 秋雨前線はいつまで続く?何月まで?長雨が終わる条件をわかりやすく解説
→ 秋雨前線と梅雨前線の違いは?時期・仕組み・雨の特徴をわかりやすく比較
- 大雨が何日も続くのはなぜ?
- 秋雨前線とは?
- なぜ秋雨前線はなかなか動かない?
- 台風が来ると秋雨前線の雨が強くなるのはなぜ?
- 熱帯低気圧でも大雨を強めることがある?
- 雨雲が通り過ぎたのに、また雨が降るのはなぜ?
- 線状降水帯と長雨はどう違う?
- 山の同じ斜面で雨が増えるのはなぜ?
- 長雨ではなぜ「総雨量」が重要?
- 長雨で土砂災害の危険が高まるのはなぜ?
- 長雨で川が増水し続けるのはなぜ?
- 長雨で内水氾濫も起きやすくなる?
- 雨の後半ほど危険になることがあるのはなぜ?
- 途中で晴れたら大雨は終わり?
- 「この先ずっと雨」という予報はどこまで分かる?
- 1時間50mmと長雨ではどちらが危険?
- 長雨では車の移動にも注意
- 長雨のとき何を見ればいい?
- ハザードマップは雨が降る前に確認する
- 長雨に備えて準備しておきたいもの
- 「雨疲れ」で警戒を緩めない
- 長雨・秋雨前線についてよくある質問
- まとめ|長雨は「同じ雨雲が2週間いる」のではなく雨雲が作られ続ける
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大雨が何日も続くのはなぜ?
長雨になる代表的な原因の一つが、停滞前線です。
前線が同じ場所にとどまる
前線とは、性質の異なる空気の境目です。
気象庁では、ほぼ同じ位置にとどまっている前線を「停滞前線」としています。
寒冷前線のように短時間で通過するのではなく、同じ地域付近に前線が残れば、その周辺で雨の降りやすい状態も長く続くことがあります。
湿った空気が入り続けると雨雲が繰り返し発達する
前線が存在するだけで、必ず猛烈な雨になるわけではありません。
大雨を強める重要な材料が水蒸気です。
南から暖かく湿った空気が前線へ流れ込み続けると、前線付近で雨雲が次々に発達することがあります。
その結果、雨雲が一度通過しても次の雨雲がやってきて、長時間の雨につながります。
秋雨前線とは?
秋雨前線は、夏から秋へ季節が移り変わる時期に日本付近へ現れやすい停滞前線です。
夏の空気と秋の空気の境目にできる
夏の終わりから秋にかけて、日本付近では南側の暖かく湿った空気と、北側の比較的冷たく乾いた空気がせめぎ合います。
その境界付近に前線が形成されます。
この時期の停滞前線が秋雨前線です。
気象庁も「長雨をもたらす停滞前線」としている
秋雨前線は、気象庁の気象用語でも、夏から秋への季節の移行期に日本付近に現れ、長雨をもたらす停滞前線と説明されています。
名前の通り、数時間だけの雨ではなく、ぐずついた天気や長雨につながりやすい特徴があります。
なぜ秋雨前線はなかなか動かない?
秋雨前線が長雨につながる理由の一つは、前線が短時間で通過しないことです。
南北の空気が押し合う
前線の南側と北側に異なる空気があり、どちらか一方が急速に押し切る状況にならないと、前線が同じ地域付近を行ったり来たりすることがあります。
そのため、
「昨日も前線が日本付近」
「今日も同じような場所に前線」
「数日後も前線が残る」
という天気図になることがあります。
少し南北に動くだけで大雨エリアも変わる
停滞しているといっても、完全に同じ場所から動かないわけではありません。
前線が少し北へ動けば雨の中心も北へ、南へ下がれば雨の中心も南へ移ることがあります。
そのため長雨では、数日前の予報と実際の大雨エリアが少しずれることもあります。
台風が来ると秋雨前線の雨が強くなるのはなぜ?
秋雨前線による大雨を考えるとき、非常に重要なのが台風です。
台風周辺には大量の水蒸気がある
台風は暖かい海上から大量の水蒸気の供給を受けて発達する熱帯低気圧です。
その周辺には暖かく非常に湿った空気があります。
この湿った空気が日本付近の前線へ送り込まれると、前線の活動が活発になる場合があります。
台風本体とは別の場所で大雨になる
そのため、台風の中心付近だけが危険とは限りません。
台風がかなり離れた海上にあっても、そこから流れ込む湿った空気によって、日本付近の前線で大雨になることがあります。
つまり、
「台風はまだ遠いから大丈夫」とは限らない
ということです。
▶ 秋雨前線と台風が重なるとなぜ大雨になる?雨が長引く仕組みをわかりやすく解説
熱帯低気圧でも大雨を強めることがある?
あります。
台風になっていない熱帯低気圧でも、暖かく湿った空気を周囲へ供給することがあります。
「台風ではない=雨への影響がない」ではない
台風と熱帯低気圧の区分では風速が重要ですが、大雨を考える場合には水蒸気の供給も重要です。
そのため、台風ではない熱帯低気圧が前線の活動に影響することがあります。
複数の気象システムが重なる場合がある
秋雨前線、台風、熱帯低気圧などが同時に存在すると、湿った空気の流れや前線の位置が複雑になります。
こうした場合には、どこで雨が特に強くなるのか、予報にも幅が出ることがあります。
雨雲が通り過ぎたのに、また雨が降るのはなぜ?
レーダーを見ていると、強い雨雲が通過して、
「これでもう終わりかな」
と思った後、再び強い雨雲がやってくることがあります。
雨雲の材料が供給され続けている
前線へ暖かく湿った空気が流れ込み続けていると、一つの雨雲が消えても、新しい雨雲が発生できます。
そのため、雨雲が一度通過しただけでは大雨の終了とは限りません。
同じ場所を次々と雨雲が通ることもある
風向きなどの条件がそろうと、発達した積乱雲が似たような場所を繰り返し通ることがあります。
この状態が組織化すると、線状降水帯のように同じ地域へ猛烈な雨が長時間降り続くケースもあります。
線状降水帯と長雨はどう違う?
長雨だから必ず線状降水帯というわけではありません。
長雨はより広い意味
長雨とは、雨の日や雨の降る状態が長く続くことを表す一般的な言葉です。
弱い雨と強い雨を繰り返しながら数日間続く場合もあります。
線状降水帯は発達した雨雲の組織
一方、線状降水帯は、発達した積乱雲が列をなして次々に発生・移動し、同じ場所へ数時間にわたって強い雨を降らせる現象です。
長雨の途中に線状降水帯が発生すれば、総雨量が短時間で一気に増えることがあります。
▶ 線状降水帯とは?なぜ同じ場所に大雨が降り続く?発生の仕組みと危険性を解説
山の同じ斜面で雨が増えるのはなぜ?
大雨のニュースでは、特定の山地や山の南東側などで雨量が特に多くなることがあります。
これは地形も関係しています。
湿った空気が山にぶつかって上昇する
海から流れ込む暖かく湿った空気が山の斜面へぶつかると、空気は斜面に沿って上昇します。
上昇した空気は冷えて水蒸気が凝結し、雲や雨を作りやすくなります。
風向きが長く変わらないと同じ斜面で降り続ける
湿った空気の流れが何時間も同じ方向から続けば、風を正面から受ける山の斜面で雨が繰り返し強まることがあります。
そのため、周辺の平地より山地の総雨量がかなり多くなる場合があります。
長雨ではなぜ「総雨量」が重要?
1時間の雨量だけを見ていると、長雨の危険を見落とすことがあります。
雨が弱くても積み重なる
例えば1時間あたりの雨が猛烈ではなくても、何十時間も雨が続けば総雨量は増えていきます。
途中で非常に激しい雨が加われば、さらに急増します。
300mm・500mmと大量の雨になることもある
総雨量300mmなら、1平方メートルあたり約300リットル。
500mmなら約500リットルの水が降る計算になります。
これが山や街、河川流域という非常に広い範囲へ降ります。
▶ 雨量300mm・500mmってどれくらい?総雨量が増えると何が危険になるのか解説
長雨で土砂災害の危険が高まるのはなぜ?
雨が何日も続いた場合、特に注意したいのが土砂災害です。
土の中に雨水がたまっていく
降った雨の一部は地中へしみ込みます。
雨が続けば、土の中に含まれる水の量も増えます。
大量の水を含んだ斜面は不安定になることがあり、がけ崩れや土石流などの危険度が高まります。
雨が弱まった後も危険が続くことがある
空からの雨が止んでも、地中へ入った水はすぐにはなくなりません。
そのため、長雨の後は雨が弱まってからも土砂災害への警戒が必要になる場合があります。
▶ 土壌雨量指数とは?雨が止んでも土砂災害が起きる理由をわかりやすく解説
長雨で川が増水し続けるのはなぜ?
川も、現在地に降っている雨だけで水位が決まるわけではありません。
上流の雨が時間をかけて流れてくる
河川には広い流域があります。
山や上流地域に降った雨が支流などを通じて本流へ集まるため、現在地で雨が弱まってから川の水位がさらに上昇する場合があります。
長期間降れば流域全体が湿ってくる
雨が何日も続けば、地面がすでに多くの水を含んでいるため、その後に降った雨が河川へ流れ込みやすくなる場合があります。
そのため長雨の後半では河川の洪水危険度にも注意が必要です。
長雨で内水氾濫も起きやすくなる?
都市部では内水氾濫にも注意が必要です。
激しい雨で排水能力を超える
街に降った雨は、側溝や下水道などを通って排水されます。
しかし短時間に大量の雨が降れば処理能力を超え、道路へ水があふれる場合があります。
川の水位が高いと排水しにくくなる
長雨によって排水先の河川水位が高くなると、街から川へ水を排出しにくくなることもあります。
つまり、
短時間の強い雨+長雨による河川増水
が重なることで内水氾濫が悪化する場合があります。
▶ 内水氾濫とは?川が決壊していないのに街が水没する理由をわかりやすく解説
雨の後半ほど危険になることがあるのはなぜ?
何日も続く大雨では、最初の強い雨だけを警戒すればいいわけではありません。
土・川・街に水が蓄積している
大雨の初めは余裕があった場所でも、時間がたつにつれて、
- 土の中の水分
- 河川水位
- 地下水位
- 排水施設への負荷
が高まっていく場合があります。
後から降る雨が最後の一押しになることがある
そこへ再び猛烈な雨が降れば、それまで耐えていた斜面や河川、排水設備が限界へ近づく場合があります。
そのため長雨では、
「昨日大丈夫だったから今日も大丈夫」
とは限りません。
途中で晴れたら大雨は終わり?
これも長雨では注意したいポイントです。
雨の止み間があっても前線が残っている場合がある
前線付近でも常にすべての地域で雨が降っているわけではありません。
一時的に雨雲が少なくなり、晴れ間が出ることもあります。
しかし前線そのものが日本付近に残り、湿った空気の供給が続けば、再び雨雲が発達する可能性があります。
土や川は休憩中とは限らない
雨が止んでいる時間にも、山から川へ水が流れたり、土の中で水が移動したりしています。
そのため数時間の雨の止み間だけで危険が完全に解消したとは判断できません。
「この先ずっと雨」という予報はどこまで分かる?
週間予報やさらに先の予報を見ると、雨マークが続くことがあります。
ただし、先になるほど予報には幅があります。
前線の位置が少し違うだけで雨の場所が変わる
停滞前線は南北に動くことがあります。
前線の位置が100km程度変わるだけでも、強い雨の中心となる地域が変化することがあります。
「2週間毎日大雨」と断定する情報ではない
長期の予報で雨になりやすい傾向が示されていても、特定の地域で毎日大雨になることまで早い段階から確定しているわけではありません。
先の日程ほど予報が変わる可能性があるため、最新の気象情報を繰り返し確認することが重要です。
1時間50mmと長雨ではどちらが危険?
どちらも危険ですが、見ているポイントが違います。
1時間雨量は「雨の激しさ」
気象庁では1時間50~80mm未満を「非常に激しい雨」、80mm以上を「猛烈な雨」としています。
短時間に猛烈な雨が降れば、道路冠水や中小河川の急増水が急速に起きる可能性があります。
長雨は「積み重なった水」が問題
一方、何日も続く雨では総雨量が増え、土砂災害や河川洪水などの危険度が時間とともに高まります。
つまり大雨では、
「今どれだけ強く降っているか」と「これまでどれだけ降ったか」の両方
を見る必要があります。
▶ 1時間50mm・100mmの雨はどれくらい危険?雨量の目安と起きることをわかりやすく解説
長雨では車の移動にも注意
「まだ道路は通れそうだから車で移動しよう」と考える場合もあります。
しかし長雨では道路状況が急に変化することがあります。
低い道路から冠水することがある
内水氾濫が発生すると、アンダーパスなど周囲より低い道路へ水が集中します。
入口では浅く見えても、中央部では深くなっている可能性があります。
▶ アンダーパスはなぜ大雨で水没する?冠水が急に進む理由と車で入ってはいけない理由
冠水している道路には入らない
冠水道路は水深を正確に確認できません。
「前の車が通った」「タイヤの半分くらいだから大丈夫」と判断せず、冠水している場所を避けることが基本です。
▶ 車は水深何cmまで走れる?冠水道路が危険な理由と水没したときの脱出方法
長雨のとき何を見ればいい?
降水量の数字一つだけを見るのではなく、複数の情報を合わせて確認します。
キキクルを見る
気象庁のキキクルでは、
- 土砂災害
- 浸水害
- 洪水災害
の危険度を地図で確認できます。
長雨では、それまでに降った雨の影響も考慮した危険度を見ることが特に重要です。
河川・自治体の情報も確認する
川沿いでは河川水位、土砂災害警戒区域では土砂キキクルなど、自宅周辺の災害リスクに合わせて情報を確認します。
自治体から避難情報が発令された場合は、その内容も確認してください。
ハザードマップは雨が降る前に確認する
猛烈な雨になってから初めてハザードマップを開くより、平常時や雨がまだ弱い段階で確認する方が安全です。
自宅周辺の危険を確認
自宅が、
- 洪水浸水想定区域
- 土砂災害警戒区域
- 内水氾濫が想定される場所
に入っていないか確認します。
避難経路も確認する
避難所が安全でも、そこへ向かう途中に川やアンダーパスがある場合があります。
どの道を使うかまで平常時に確認しておくことが重要です。
長雨に備えて準備しておきたいもの
数日にわたって大雨が予想される場合は、停電や交通障害が長引くことも考えて備えます。
情報を切らさない準備
- モバイルバッテリー
- 防災ラジオ
- 予備の電池
- 防水ライト
など、停電しても情報を得られる方法を用意しておくと役立ちます。
早めに持ち出し用品を確認する
大雨がピークになってから買い物へ出るのではなく、
- 飲料水
- 常用薬
- 身分証明書
- 着替え
- 衛生用品
- 充電用品
などをあらかじめ確認しておきます。
雨が強くなってから買いに出るのは危険です。
平常時や雨がまだ弱いうちに、停電や避難に備える用品を確認しておきましょう。
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「雨疲れ」で警戒を緩めない
大雨が何日も続くと、毎日同じような警報や雨予報を見ることになります。
何日も続くと危機感が薄れやすい
「昨日も大丈夫だった」
「ずっと警報が出ているけど何も起きていない」
と感じることもあるでしょう。
しかし長雨では、それまでの雨が蓄積しています。
後半ほど条件が悪化している場合もある
土壌や河川がすでに大量の水を抱えている場合、新たな強い雨によって短時間で危険度が上がる可能性があります。
長期間の大雨では「何日目か」より、現在の危険度情報を見ることが重要です。
長雨・秋雨前線についてよくある質問
なぜ大雨が何日も続くのですか?
秋雨前線などの停滞前線が日本付近に残り、南から暖かく湿った空気が流れ込み続けると、雨雲が繰り返し発達するためです。
秋雨前線とは何ですか?
夏から秋への季節の移行期に日本付近へ現れ、長雨をもたらす停滞前線です。
台風が遠くても大雨になる?
なる場合があります。
台風周辺から暖かく湿った空気が前線へ流れ込み、前線付近の雨を強めることがあります。
熱帯低気圧でも雨は強くなる?
あります。
台風ではない熱帯低気圧でも湿った空気を供給し、前線の活動に影響する場合があります。
途中で晴れたら大雨は終わり?
必ずしも終わりではありません。
前線が残り、湿った空気の流入が続けば、再び雨雲が発達する可能性があります。
長雨ではなぜ土砂災害が危険?
雨水が地中へ蓄積して斜面が不安定になるためです。
雨が弱くなった後でも危険が続くことがあります。
「2週間雨予報」なら2週間ずっと大雨?
そのように断定することはできません。
先の予報ほど不確実性が大きく、前線の位置が少し変わるだけでも雨の地域や強さは変化します。最新の予報を繰り返し確認することが重要です。
まとめ|長雨は「同じ雨雲が2週間いる」のではなく雨雲が作られ続ける
大雨が何日も続く仕組みをまとめると、
- 秋雨前線は長雨をもたらす停滞前線
- 前線が日本付近に残ると雨になりやすい状態が続く
- 南から暖かく湿った空気が流れ込むと前線の活動が活発になる
- 台風が遠くても湿った空気によって大雨になることがある
- 熱帯低気圧も水蒸気の供給に関係する場合がある
- 一つの雨雲が通過しても新しい雨雲が発達することがある
- 地形によって同じ山の斜面で雨が増えることがある
- 長雨では総雨量が増え続ける
- 土に水がたまると土砂災害の危険が高まる
- 流域全体の雨が川へ集まると洪水の危険が高まる
- 都市部では内水氾濫にも注意が必要
- 雨が止んでもすぐ危険がなくなるとは限らない
- 先の予報ほど位置や雨量には幅がある
ということになります。
大雨が何日も続いていると、
「同じ雨雲がずっと居座っているの?」
と思うかもしれません。
実際にはそうではなく、
前線が残り、暖かく湿った空気が供給されることで、新しい雨雲が次々に作られる
というのが重要な仕組みです。
そして長雨で怖いのは、雨が長いことそのものだけではありません。
降った水が、土・街・川へ少しずつ蓄積していくことです。
大雨が数日にわたる場合は「今の雨が弱いか」だけで判断せず、総雨量、キキクル、河川情報、自治体の避難情報などを継続して確認してください。
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▶ 秋雨前線と台風が重なるとなぜ大雨になる?雨が長引く仕組みをわかりやすく解説
▶ 線状降水帯とは?なぜ同じ場所に大雨が降り続く?発生の仕組みと危険性を解説
▶ 土壌雨量指数とは?雨が止んでも土砂災害が起きる理由をわかりやすく解説
▶ 1時間50mm・100mmの雨はどれくらい危険?雨量の目安と起きることをわかりやすく解説
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