本記事のリンクは広告を含みます

警察を名乗る電話は本物?詐欺の見分け方と安全な確認方法

スポンサーリンク
📞 電話詐欺・迷惑電話

突然、知らない電話番号から「警察です」と電話がかかってきたら、驚いてしまいますよね。

「あなたの口座が事件に使われています」

「あなたに逮捕状が出ています」

「今すぐ警察署に来てください」

こんなことを言われたら、本物の警察なのか、詐欺なのか分からず、不安になる方も多いと思います。

結論からいうと、警察が電話で連絡してくること自体はあります。しかし、警察を名乗る相手が本物とは限りません。

警察庁や警視庁は、警察官になりすまして携帯電話などに連絡し、捜査を口実にお金をだまし取る「ニセ警察詐欺」について注意を呼びかけています。

さらに、実在する警察署の電話番号を着信画面に偽装表示する手口も確認されています。

この記事では、警察を名乗る電話の見分け方、実際に報告されている詐欺の手口、電話を受けたときの対応を公的機関の情報をもとに解説します。

スポンサーリンク
楽天「ユーザーに合わせた商品を表示」機能

警察を名乗る電話は本物?最初に確認したいこと

警察官が事件の確認や必要な連絡のために電話をかける場合はあります。

そのため、知らない番号から突然電話が来たという理由だけで、詐欺と決めつけることはできません。

一方で、警察庁は次のような手口について注意を呼びかけています。

  • 「あなたの口座が犯罪に使われている」と告げる
  • 「あなたに逮捕状が出ている」と不安をあおる
  • SNSやビデオ通話に誘導する
  • 警察手帳や逮捕状の画像を送る
  • 資産の保護や捜査を理由に送金を求める

こうした話が出た場合は、相手の指示に従わず、電話を切って警察に相談してください。

また、通常の連絡であっても、相手の身元に疑問があれば、所属や氏名を確認してから一度電話を切り、公式に掲載された連絡先に確認する方法が安全です。

参考:警察庁「ニセ警察詐欺に注意!」

PR

本物の警察とニセ警察を見分けるポイント

電話口で警察官かどうかを完全に見分けることは簡単ではありません。

声の雰囲気が落ち着いている、警察署の名前を知っている、事件について詳しく話しているといった理由だけでは判断できません。

特に次のような場合は注意が必要です。

電話の内容確認すべき点
突然「警察です」と名乗る所属・氏名を確認し、公式番号へ問い合わせる
自分や家族の名前を知っている名前を知っているだけで本人とは判断しない
事件の容疑者だと言われる指示に従わず電話を切り、警察へ相談する
LINEやビデオ通話に誘導されるニセ警察詐欺の手口として警戒する
口座の資金を移すよう求められる送金せず、すぐ警察に相談する
警察署の番号が表示される番号偽装の可能性も考える

大切なのは、電話の相手をその場で信用することではなく、別の方法で身元を確認することです。

ニセ警察詐欺で使われる代表的な手口

①「あなたの口座が犯罪に使われている」と言われる

警察庁が注意喚起している代表的な手口です。

警察官を名乗る人物が、銀行口座や携帯電話の不正利用を理由に連絡してきます。

その後、「資産を保護する必要がある」「口座の調査をする」などと説明し、指定口座への送金を求めるケースがあります。

警察庁は、こうした捜査名目の送金要求をニセ警察詐欺の特徴として紹介しています。

電話で資金の移動を指示されても、絶対に従わないでください。

関連記事:「あなたの口座が犯罪に使われています」は詐欺!典型文句と正しい対処法

②「逮捕状が出ている」と不安をあおる

「あなたは事件の容疑者です」

「逮捕状が出ています」

「今すぐ対応しないと逮捕されます」

こうした言葉で不安をあおる手口も確認されています。

犯人は、警察官を名乗るだけでなく、偽の警察手帳や逮捕状の画像を見せることがあります。

警察庁は、警察が電話で捜査対象となっていることを告げたり、SNSで警察手帳や逮捕状の画像を送ったりすることはないと注意喚起しています。

突然このような連絡を受けたら、一度電話を切り、警察相談専用電話「#9110」に相談してください。

③「家族にも話さないで」と口止めされる

ニセ警察詐欺では、「捜査内容なので誰にも話さないでください」といった言葉で、家族や知人への相談を妨げる手口もあります。

警察庁が公表した実例でも、捜査を理由に秘密を守るよう求め、被害者を孤立させるケースが紹介されています。

電話で強い口止めをされても、一人で判断する必要はありません。

むしろ、不安に感じたときほど、家族や信頼できる人、警察の相談窓口に確認することが大切です。

参考:警察庁「ニセ警察官とのビデオ通話」

④ LINEやビデオ通話へ誘導される

最近のニセ警察詐欺では、通常の電話からLINEなどのメッセージアプリやビデオ通話に移行させる手口も確認されています。

画面には警察官のような服装の人物が映り、警察手帳や逮捕状に似せた画像を提示することがあります。

しかし、映像や画像があるからといって本物とは限りません。

警察庁は、警察官や検察官が突然個人のスマートフォンにビデオ通話をかけることはないと説明しています。

こうした連絡を受けた場合は、アプリでのやり取りを続けず、警察に相談してください。

参考:警察庁「ビデオ通話を悪用した偽警察官・検察官の詐欺に注意」

警察署の電話番号が表示されても本物とは限らない

「警察署の電話番号が画面に表示されているなら安心なのでは?」

そう思う方もいるでしょう。

しかし、警視庁は、着信画面に警視庁の代表番号や警察署の代表番号を偽装表示させる手口について注意を呼びかけています。

このように、実際とは異なる発信者番号を表示させることを、一般に「発信者番号の偽装(スプーフィング)」と呼びます。

つまり、着信画面に表示された番号が実在する警察署の番号でも、その電話が本当に警察署から発信されたとは限りません。

相手が警察署名や担当者名を告げた場合でも、いったん電話を切り、自分で調べた公式番号に確認することが重要です。

参考:警視庁「警察官等をかたる詐欺」

090・080からの電話でも警戒した方がいい?

警察を名乗る不審電話は、国際電話番号や固定電話番号だけの問題ではありません。

普通の携帯電話番号が着信画面に表示された場合でも、電話の内容には注意する必要があります。

私たち50代にとって、090から始まる番号は長年なじみのある携帯電話番号です。

国際電話や見慣れない番号なら警戒しても、090から始まる電話なら、知人や仕事関係の連絡かもしれないと思って出てしまうことがあります。

しかし、090・080・070という番号の種類だけで安全性を判断することはできません。

大切なのは、番号の見た目よりも、相手が何を要求しているか、公式の連絡先で確認できるかという点です。

関連記事:知らない電話番号は出るべき?080・090・050・0120・非通知まで番号別に即判断

実際に090番号から警察を名乗る電話があった事例

当サイトには、090から始まる携帯電話番号から「錦糸町警察」を名乗る電話があったという体験談が寄せられました。

相手は家族の男性の名前を知っており、情報提供者が「本人に代わりましょうか?」と答えたところ、電話が切れたそうです。

提供された着信履歴には、36秒間の通話記録が残っています。

ただし、発信者の身元や表示番号の実際の使用者は確認できていません。

関連記事:09074563376から「錦糸町警察」を名乗る電話?実際の着信記録を検証

相手が自分や家族の名前を知っている場合は?

突然の電話で相手から自分や家族の名前を言われると、「名前を知っているなら本物かもしれない」と思ってしまうことがあります。

しかし、名前を知っていることだけでは、相手が正規の警察官である証明にはなりません。

また、名前や連絡先がどこから相手に伝わったのかは、実際の調査をしなければ分かりません。

相手が知っている情報に驚いても、住所、生年月日、口座番号などを追加で伝える必要はありません。

関連記事:個人情報を知られている電話は本物?名前・住所を言われても信用してはいけない理由

警察を名乗る電話が来たときの正しい対応方法

① 相手の所属と氏名を確認する

必要に応じて、警察署名、部署名、担当者の氏名、内線番号を確認しましょう。

ただし、相手が詳しい情報を答えたからといって、本物だと判断することはできません。

② 一度電話を切る

不安をあおられたり、すぐに行動するよう求められたりしても、その場で判断する必要はありません。

特に、送金や口座の確認を求められた場合は、指示に従わず電話を切ってください。

③ 自分で調べた警察署の番号に連絡する

電話の相手が教えた連絡先や、着信履歴に残った番号へそのまま折り返すのではなく、公式サイトで確認した警察署の代表番号に連絡しましょう。

その際、先ほどの電話で名乗った部署と担当者、用件について確認してください。

④ 不安があれば#9110に相談する

警察相談専用電話「#9110」では、事件や事故が発生していなくても、不審な電話などについて相談できます。

緊急の事件・事故は110番です。

また、消費生活に関わるトラブルについては、消費者ホットライン「188」も相談先になります。

参考:警視庁「警察相談ダイヤル#9110」

すでに個人情報を伝えてしまった場合は?

電話の相手に名前や住所、口座情報などを伝えてしまった場合は、伝えた情報によって対応が変わります。

名前だけを答えた場合と、銀行口座の暗証番号やインターネットバンキングの認証情報まで伝えた場合では、リスクが異なります。

口座の暗証番号や認証情報を伝えたり、送金してしまったりした場合は、すぐに金融機関と警察に相談してください。

不審な電話の後は、同じ相手から再び連絡が来る可能性も考え、知らない番号からの電話には引き続き注意しましょう。

関連記事:個人情報が流出したら何をする?今すぐ確認したい対策とやってはいけないこと

よくある質問

Q. 本物の警察から携帯電話に連絡が来ることはありますか?

あります。警察が必要な確認や連絡のために電話を使う場合はあります。

ただし、警察を名乗る電話がすべて本物という意味ではありません。不安な場合は、一度電話を切って公式の連絡先で確認してください。

Q. 警察署の代表番号から着信したら本物ですか?

必ずしもそうとは限りません。

警視庁は、警察署の代表番号などを偽装表示させる手口を公表しています。

表示された番号だけで判断せず、別途公式番号を調べて確認しましょう。

Q. 「逮捕状が出ている」と電話で言われたら?

その場で指示に従わず、電話を切って警察に相談してください。

警察庁は、逮捕状を口実に不安をあおり、偽の書類画像を送る手口を注意喚起しています。

Q. 警察を名乗る電話に出ただけで被害に遭いますか?

電話に出ただけで、直ちに金銭被害が発生するわけではありません。

ただし、その後に個人情報や口座情報を伝えたり、送金したりすると被害につながるおそれがあります。

電話を受けたという事実だけで慌てず、会話の内容を振り返り、必要に応じて警察に相談してください。

Q. 警察を名乗る電話が来たら、折り返してもいいですか?

相手から伝えられた番号や着信履歴の番号に、そのまま折り返すことは避けましょう。

警察署の公式サイトなどに掲載された代表番号を自分で調べて連絡することをおすすめします。

まとめ|警察を名乗る電話は、その場で信用せず確認しよう

警察を名乗る電話があったからといって、すべてが詐欺というわけではありません。

しかし、警察官になりすまし、捜査を口実に金銭や個人情報をだまし取る手口は実際に確認されています。

特に注意したいのは、次のようなケースです。

  • 事件への関与や逮捕を理由に不安をあおる
  • 口座の調査や資産保護を理由に送金を求める
  • LINEやビデオ通話で警察手帳・逮捕状の画像を見せる
  • 家族や周囲への相談を止めようとする
  • 警察署の番号が表示されていることを根拠に信用させる

電話の相手が警察を名乗った場合、まずは一度電話を切り、公式の連絡先で確認することが大切です。

覚えておきたいのは、「警察からの電話は全部詐欺」ではなく、「警察を名乗る電話でも、必ず本人確認が必要」ということです。

突然の連絡に驚いても、一人で判断する必要はありません。

心配な場合は、家族や知人、警察相談専用電話「#9110」に相談しましょう。


参考資料

※本記事は2026年10月時点で確認できる公的機関の情報をもとに作成しています。個別の電話が本物かどうかを判定するものではありません。

タイトルとURLをコピーしました