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1998年高知豪雨とは?秋雨前線が停滞して記録的大雨となった理由と被害を解説

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🧯 防災・災害のしくみ

1998年9月、高知県で記録的な豪雨が発生しました。

特に9月24日の高知市では、

  • 最大1時間降水量129.5mm
  • 日降水量628.5mm
  • 最大24時間降水量861.0mm

という猛烈な雨を観測しました。

さらに繁藤では9月24日だけで735mm、豪雨期間には約1,000mmに達する雨が降っています。

では、なぜ高知県でこれほど大量の雨が長時間続いたのでしょうか。

大きな原因は、高知付近に秋雨前線がほとんど動かず停滞し、南から大量の暖かく湿った空気が流れ込み続けたことです。

さらに複数方向から流れ込んだ暖湿気が四国付近で収束し、土佐湾沿岸で雨雲が次々に発生・発達しました。

この記事では、1998年高知豪雨とはどのような災害だったのか、1時間129.5mmもの豪雨になった仕組み、被害、同じ1998年に発生した8月末豪雨との共通点まで解説します。

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  1. 1998年高知豪雨とは?
    1. 1998年9月24~25日を中心に発生
    2. 高知市とその周辺で記録的大雨
  2. 高知ではどのくらい雨が降った?
    1. 1時間129.5mm
    2. 1日で628.5mm
  3. 1時間129.5mmはどれくらい?
    1. 1㎡に約129.5L
    2. 100㎡なら約12,950L
  4. 日降水量628.5mmはどれくらい?
    1. 1㎡に約628.5L
    2. 100㎡なら約62.8トン
  5. 繁藤ではさらに多い735mm
    1. 9月24日だけで735mm
    2. 期間雨量は約1,000mm
  6. なぜ高知でこれほどの豪雨になった?
    1. 秋雨前線が四国付近まで北上
    2. 25日未明までほとんど停滞した
  7. 暖湿流とは?
    1. 暖かく大量の水蒸気を含んだ空気
    2. 前線へ入ると雨雲が発達
  8. 1998年高知豪雨では暖湿流が2方向から流れ込んだ
    1. 南からの暖湿流
    2. 南西からの暖湿流
  9. 「暖湿流が収束する」と何が起こる?
    1. 空気の逃げ場がなく上昇する
    2. 積乱雲が次々に発達する
  10. 雨雲はどこで発生した?
    1. 土佐湾沿岸で次々に発生
    2. 高知市方向へ流れ込んだ
  11. なぜ「長時間豪雨」になった?
    1. 前線が動かなかった
    2. 水蒸気の補給も止まらなかった
  12. 9月24日の夜に雨がさらに強まった
    1. 夕方から中部の雨雲が再び発達
    2. 別の雨雲も南下して重なった
  13. 高知市では4時間で362mm
    1. 24日夜から猛烈な集中豪雨
    2. 1時間平均でも約90mm
  14. 周辺でも猛烈な雨を観測
    1. 須崎で126mm
    2. 後免119mm・繁藤109mm
  15. 1998年高知豪雨ではどんな被害が出た?
    1. 死者9人・負傷者14人
    2. 床上浸水8,631棟
  16. なぜ高知市で浸水が広がった?
    1. 大量の雨水が短時間に集中
    2. 河川も大量の水を受ける
  17. 道路冠水はなぜ急激に進む?
    1. 排水できる量を雨量が超える
    2. 低い場所へ水が集中する
  18. 車で冠水道路へ入るのは危険
  19. 1998年8月末豪雨との共通点は?
    1. どちらも前線が停滞
    2. 暖湿気の供給が続いた
  20. 8月末豪雨との違いは?
    1. 8月末豪雨では台風4号が重要だった
    2. 高知豪雨は秋雨前線と暖湿流の収束が中心
  21. エルニーニョ・ラニーニャも関係していた?
    1. 1998年夏に強いエルニーニョが終息
    2. 1998年秋からラニーニャ
  22. ではラニーニャが高知豪雨を起こした?
    1. ENSOは大規模な気候背景
    2. 高知豪雨の直接原因は別
  23. 大雨が何日も続く仕組みと同じ?
    1. 前線が動かない
    2. 暖湿流が止まらない
  24. 「雨が一度弱まった」から安心ではない
    1. 24日昼には一時弱まった
    2. その後さらに激しい豪雨になった
  25. 「1時間雨量」と「総雨量」の両方を見る
    1. 1時間雨量は急激な冠水の危険
    2. 総雨量は河川・土砂災害にも影響
  26. 現在なら何を見ればいい?
    1. キキクルを確認する
    2. 河川水位・避難情報も合わせる
  27. 雨量100mm・300mm・500mmの感覚も知っておく
  28. 豪雨・浸水への備えを確認する
  29. 1998年高知豪雨についてよくある質問
    1. 1998年高知豪雨はいつ起きましたか?
    2. 高知市では1時間に何mm降りましたか?
    3. 1日の雨量は何mmでしたか?
    4. 期間中は何mm降りましたか?
    5. なぜこれほど大雨になったのですか?
    6. 高知市では何時間くらい豪雨が続きましたか?
    7. 被害はどのくらいでしたか?
    8. 台風が直接原因だったのですか?
    9. ラニーニャが原因だったのですか?
    10. 8月末の栃木・福島豪雨と関係がありますか?
  30. まとめ|1998年高知豪雨は「停滞する秋雨前線+暖湿流の収束」で起きた
  31. 関連記事

1998年高知豪雨とは?

1998年9月24~25日を中心に発生

一般に「平成10年高知豪雨」などと呼ばれる大雨は、1998年9月24日から25日にかけて高知県を中心に発生しました。

気象庁の全国的な災害記録では、9月23日から25日の前線による大雨として整理されています。

高知市とその周辺で記録的大雨

特に高知市、南国市、香美市周辺で長時間にわたって非常に激しい雨や猛烈な雨が続きました。

河川の氾濫や広範囲の浸水が発生し、大きな災害となりました。

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高知ではどのくらい雨が降った?

1時間129.5mm

高知では9月24日に最大1時間降水量129.5mmを観測しました。

これは短時間に極めて大量の雨が降る「猛烈な雨」の水準を大きく上回ります。

1日で628.5mm

同じ9月24日の日降水量は628.5mmでした。

1日の間に60cmを超える雨が降った計算になります。

1時間129.5mmはどれくらい?

1㎡に約129.5L

雨量1mmは、水平な1㎡の場所に約1Lの水が降った量です。

したがって129.5mmなら、1㎡あたり約129.5Lの水がわずか1時間で降った計算です。

100㎡なら約12,950L

100㎡の面積なら約12,950L。

水1Lを約1kgとして考えると、約13トンもの水に相当します。

1時間100mmの雨はどれくらい?短時間豪雨の水量・道路・車への影響を解説

日降水量628.5mmはどれくらい?

1㎡に約628.5L

628.5mmなら、1㎡あたり約628.5Lです。

100㎡なら約62.8トン

100㎡の土地へ降った量として考えると、約62,850L、重さでは約62.8トンに相当します。

実際には水は排水路や河川へ流れ込みますが、その大量の水が短時間に低い場所へ集中することで、浸水や河川氾濫の危険が急激に高まります。

繁藤ではさらに多い735mm

9月24日だけで735mm

香美市の繁藤では、9月24日の日降水量が735mmに達しました。

期間雨量は約1,000mm

気象庁の全国災害記録では、9月23~25日の期間降水量は995mmとなっています。

高知地方気象台が24~25日の2日間についてまとめた資料でも991mmに達しており、短期間に約1m分の雨が降った極端な豪雨だったことが分かります。

なぜ高知でこれほどの豪雨になった?

ポイントは秋雨前線と暖湿流です。

秋雨前線が四国付近まで北上

西日本の南岸付近にあった秋雨前線は、9月23日から24日早朝にかけて活動を強めながら瀬戸内付近まで北上しました。

25日未明までほとんど停滞した

その後、前線は25日未明までほとんど動きませんでした。

雨を降らせる場所が長時間変わらなかったことが、総雨量を大きくする重要な条件となりました。

暖湿流とは?

暖かく大量の水蒸気を含んだ空気

暖湿流とは、文字通り暖かく湿った空気の流れです。

暖かい空気ほど多くの水蒸気を含むことができるため、大雨を発生させる重要な材料になります。

前線へ入ると雨雲が発達

暖湿流が前線付近へ流れ込み、空気が持ち上げられると水蒸気が凝結し、積乱雲などの雨雲が発達します。

1998年高知豪雨では暖湿流が2方向から流れ込んだ

南からの暖湿流

高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が、南から四国方面へ流れ込みました。

南西からの暖湿流

さらに秋雨前線に沿うように、南西方向からも暖かく湿った空気が流れ込みました。

これらが四国付近で収束したことが、非常に重要なポイントです。

「暖湿流が収束する」と何が起こる?

空気の逃げ場がなく上昇する

異なる方向から空気が集まると、地上付近では横方向へ逃げにくくなり、上空へ持ち上げられます。

積乱雲が次々に発達する

大量の水蒸気を含んだ空気が上昇すれば、雨雲が急速に発達します。

1998年高知豪雨では、この状態が長時間続きました。

雨雲はどこで発生した?

土佐湾沿岸で次々に発生

気象庁によると、足摺岬付近から窪川付近にかけての土佐湾沿岸部で雨雲が次々に発生・発達しました。

高知市方向へ流れ込んだ

発達した雨雲は北北東から北東方向へ進み、高知市、南国市、繁藤付近へ次々に流れ込みました。

つまり、同じ地域へ雨雲が繰り返し供給されたのです。

なぜ「長時間豪雨」になった?

前線が動かなかった

雨を作りやすい前線帯がほぼ同じ位置へ停滞しました。

水蒸気の補給も止まらなかった

さらに南から暖湿流が流れ込み続けたため、雨雲を作る材料も途切れませんでした。

「前線が動かない+水蒸気が補給され続ける」という組み合わせが、豪雨を長時間化させました。

9月24日の夜に雨がさらに強まった

夕方から中部の雨雲が再び発達

24日の午前中にも東部で激しい雨が降りましたが、昼過ぎにはいったん弱まりました。

ところが夕方になると、高知県中部に停滞していた雨雲が再び強まりました。

別の雨雲も南下して重なった

さらに山陰付近にあった別の雨雲がゆっくり南下し、中部にあった雨雲と重なりました。

その結果、雨雲がさらに強まりました。

高知市では4時間で362mm

24日夜から猛烈な集中豪雨

高知市では9月25日午前1時までの4時間に362mmの雨を観測しました。

1時間平均でも約90mm

単純平均すると、4時間にわたり1時間あたり約90mmのペースで雨が降った計算です。

短時間の豪雨が一度だけではなく、数時間継続したことが浸水被害を拡大させました。

周辺でも猛烈な雨を観測

須崎で126mm

須崎では1時間126mmを観測しました。

後免119mm・繁藤109mm

南国市の後免では119mm、繁藤では109mmを観測しています。

高知市だけではなく、県中部の広い範囲で猛烈な雨となっていました。

1998年高知豪雨ではどんな被害が出た?

死者9人・負傷者14人

気象庁が消防白書をもとにまとめた全国災害記録では、死者9人、負傷者14人となっています。

床上浸水8,631棟

住家被害は全壊31棟、半壊33棟、床上浸水8,631棟、床下浸水11,122棟などでした。

特に浸水被害が非常に大きかった災害です。

なぜ高知市で浸水が広がった?

大量の雨水が短時間に集中

1時間100mmを超える雨が繰り返し降ると、市街地の排水能力を上回る可能性が高まります。

河川も大量の水を受ける

高知市周辺では国分川や舟入川などで氾濫が発生し、市街地を中心に広い範囲が浸水しました。

短時間豪雨と河川増水が重なることで、被害が拡大しました。

道路冠水はなぜ急激に進む?

排水できる量を雨量が超える

道路や側溝、下水道などには一定の排水能力があります。

それ以上の強さで雨が降り続けると、処理できなかった水が地表へあふれます。

低い場所へ水が集中する

雨水は低い場所へ集まるため、アンダーパスや低地では短時間で水深が増える場合があります。

車で冠水道路へ入るのは危険

道路が冠水すると、水深を見ただけでは安全かどうか判断しにくくなります。

マンホールのふたが外れていたり、流れが強くなっていたりする場合もあります。

車は冠水何cmまで走れる?水深ごとの危険性を解説
道路冠水は雨量何mmから?大雨で道路に水がたまる目安を解説

1998年8月末豪雨との共通点は?

約1か月前には、栃木県・福島県などで平成10年8月末豪雨も起きています。

どちらも前線が停滞

8月末豪雨でも高知豪雨でも、前線が長時間同じ地域付近に停滞していました。

暖湿気の供給が続いた

さらにどちらも、前線へ大量の暖かく湿った空気が流れ込み続けたことが記録的大雨の重要な条件でした。

平成10年8月末豪雨とは?栃木・福島で記録的大雨になった仕組みと被害を解説

8月末豪雨との違いは?

8月末豪雨では台風4号が重要だった

栃木・福島を中心とした8月末豪雨では、本州付近の前線に加えて、日本の南を北上した台風4号が暖湿気の流入に関係していました。

高知豪雨は秋雨前線と暖湿流の収束が中心

高知豪雨では、四国付近に停滞した秋雨前線と、高気圧の縁などを回って流れ込んだ複数方向の暖湿流の収束が重要でした。

エルニーニョ・ラニーニャも関係していた?

1998年はENSOが大きく変化した年でもあります。

1998年夏に強いエルニーニョが終息

1997年春から続いた非常に強いエルニーニョは1998年夏に終息しました。

1998年秋からラニーニャ

気象庁の確定資料では1998年秋からラニーニャ現象が発生しています。

高知豪雨は、ちょうどその転換期に起きました。

ではラニーニャが高知豪雨を起こした?

そう断定することはできません。

ENSOは大規模な気候背景

エルニーニョやラニーニャは数か月以上続く、大規模な海洋・大気現象です。

高知豪雨の直接原因は別

1998年高知豪雨を直接もたらしたのは、停滞する秋雨前線と、そこへ流れ込み収束した暖湿流です。

ENSOはその年の大気循環を考える背景の一つとして切り分ける必要があります。

大雨が何日も続く仕組みと同じ?

基本的な仕組みは非常によく似ています。

前線が動かない

前線が停滞すると、上昇気流が発生しやすい場所も大きく動きません。

暖湿流が止まらない

そこへ南から水蒸気が補給され続けると、雨雲が次々に発達します。

その結果、同じ地域で長時間雨が続き、総雨量が極端に増える場合があります。

「雨が一度弱まった」から安心ではない

24日昼には一時弱まった

1998年高知豪雨でも、24日昼過ぎにはいったん雨が弱まっています。

その後さらに激しい豪雨になった

ところが夕方から再び雨雲が発達し、夜には猛烈な雨となりました。

前線や暖湿流の条件が残っている場合、一時的に雨が弱まっても再び強まることがあります。

「1時間雨量」と「総雨量」の両方を見る

1時間雨量は急激な冠水の危険

1時間100mmを超える雨では、短時間で道路や住宅地が冠水する危険があります。

総雨量は河川・土砂災害にも影響

長時間雨が続けば、河川水位や土壌中の水分量も増えます。

防災では、今の雨の強さだけではなく、これまでに降った総雨量も重要です。

現在なら何を見ればいい?

キキクルを確認する

現在は気象庁のキキクルで、土砂災害・浸水害・洪水の危険度を地図上で確認できます。

河川水位・避難情報も合わせる

河川氾濫のおそれがある場合は河川水位、自治体からの避難情報なども確認する必要があります。

過去の豪雨と同じような「前線停滞+暖湿流」の予報が出ている場合は、早めの情報収集が重要です。

雨量100mm・300mm・500mmの感覚も知っておく

豪雨ニュースでは雨量の数字だけが表示されますが、数字を水量へ置き換えると危険性を理解しやすくなります。

降水量はどれくらいから大雨?1mm・10mm・30mm・50mm・100mmを比較

高知豪雨のように1日600~700mmを超える雨は、日常的な大雨の感覚を大きく超える量です。

豪雨・浸水への備えを確認する

大雨では停電、道路冠水、河川氾濫、住宅浸水などが同時に発生する場合があります。

非常用ライト、モバイルバッテリー、防水バッグ、飲料水などは雨が強くなる前に確認しておくと安心です。

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1998年高知豪雨についてよくある質問

1998年高知豪雨はいつ起きましたか?

主に1998年9月24日から25日に発生しました。

気象庁の全国災害記録では9月23~25日の前線による大雨として整理されています。

高知市では1時間に何mm降りましたか?

9月24日に最大1時間降水量129.5mmを観測しました。

1日の雨量は何mmでしたか?

高知市では9月24日に628.5mm、繁藤では735mmを観測しました。

期間中は何mm降りましたか?

気象庁の9月23~25日の集計では、繁藤995mm、高知874mmなどとなっています。

なぜこれほど大雨になったのですか?

秋雨前線が四国付近に停滞し、高気圧の縁を回る南からの暖湿流と、前線に沿う南西からの暖湿流が四国付近で収束したためです。

高知市では何時間くらい豪雨が続きましたか?

特に24日夜から25日未明に雨が激しく、高知市では25日午前1時までの4時間に362mmを観測しました。

被害はどのくらいでしたか?

気象庁の消防白書ベースのまとめでは、死者9人、負傷者14人、全壊31棟、半壊33棟、床上浸水8,631棟などとなっています。

台風が直接原因だったのですか?

この豪雨では、四国付近に停滞した前線と、高気圧の縁などを回って流れ込んだ暖湿流が直接的に重要でした。

ラニーニャが原因だったのですか?

直接原因とは言えません。

1998年秋はラニーニャへ移行した時期ですが、個別の高知豪雨は前線・暖湿流など具体的な気象条件によって発生しました。

8月末の栃木・福島豪雨と関係がありますか?

別の豪雨災害ですが、前線が停滞し、そこへ暖湿気が流れ込み続けたという共通点があります。

まとめ|1998年高知豪雨は「停滞する秋雨前線+暖湿流の収束」で起きた

1998年高知豪雨についてまとめると、

  • 1998年9月24~25日を中心に発生
  • 秋雨前線が四国付近まで北上して停滞
  • 南と南西から暖湿流が流入
  • 暖湿流が四国付近で収束した
  • 土佐湾沿岸で雨雲が次々に発生・発達
  • 雨雲が高知市周辺へ繰り返し流れ込んだ
  • 高知市で最大1時間129.5mm
  • 高知市の日降水量628.5mm
  • 高知市では4時間362mm
  • 繁藤の日降水量735mm
  • 繁藤の期間降水量は約1,000mm
  • 須崎で1時間126mm
  • 後免で119mm
  • 死者9人・負傷者14人
  • 床上浸水8,631棟など大規模な浸水被害

となります。

この豪雨で特に重要なのは、強い雨雲が一度発生しただけではなく、同じ地域へ次々と雨雲が供給されたことです。

秋雨前線がほとんど動かず、その南側から大量の暖湿気が流れ込み続けたため、雨雲を作る場所と材料の両方が長時間維持されました。

さらに暖湿流が四国付近で収束したことで、土佐湾沿岸から新しい雨雲が繰り返し発生しました。

1998年高知豪雨は、現在の豪雨でも重要な「停滞前線+暖湿流+収束」の危険性がよく分かる事例です。

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