台風や秋雨前線による大雨のニュースでは、「48時間雨量」「72時間雨量」という数字が出てくることがあります。
しかし、
- 48時間雨量とは何?
- 72時間雨量とは3日分の雨?
- 24時間雨量との違いは?
- 48時間で300mmは多い?
- 72時間で500mmになると危険?
- 総雨量とは何が違う?
- なぜ2日・3日分の雨量を見る必要がある?
と疑問に思う人も多いでしょう。
結論からいうと、48時間雨量は2日間、72時間雨量は3日間という長い時間に積み重なった降水量を見るための数字です。
1時間雨量が「今の雨の激しさ」を見るのに向いているのに対し、48時間・72時間雨量は、台風や停滞前線などによって何日も雨が続いたときの「蓄積」を見るのに役立ちます。
長雨では、現在の雨が弱くなっていても、土の中や河川にはそれまでに降った大量の水が残っている場合があります。
この記事では、48時間雨量・72時間雨量の意味、24時間雨量や総雨量との違い、長期間の大雨でなぜ重要なのかをわかりやすく解説します。
- 48時間雨量・72時間雨量とは?
- 1時間・3時間・24時間・48時間・72時間雨量の違い
- なぜ48時間雨量を見る?
- なぜ72時間雨量を見る?
- 48時間雨量300mmはどれくらい?
- 72時間雨量500mmはどれくらい?
- 72時間500mmなら必ず災害になる?
- 48時間雨量と24時間雨量は何が違う?
- 72時間雨量と24時間雨量は何が違う?
- 48時間雨量・72時間雨量と総雨量は何が違う?
- 72時間雨量は「3日の日降水量の合計」と同じ?
- なぜ長雨では後半ほど危険になることがある?
- 72時間雨量と土砂災害の関係は?
- 72時間雨量と洪水の関係は?
- 秋雨前線では48時間・72時間雨量が重要になる?
- 台風では48時間・72時間雨量を見る意味がある?
- 48時間・72時間雨量だけを見れば安全判断できる?
- 「72時間雨量が減った」のに雨は降っている?
- 長期間の大雨では何を見ればいい?
- 48時間雨量・72時間雨量についてよくある質問
- まとめ|48時間・72時間雨量は2~3日続く大雨の「蓄積」を見る数字
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48時間雨量・72時間雨量とは?
48時間雨量と72時間雨量は、一定の時間に降った降水量を合計した数字です。
雨が一日で終わらず、2日、3日と続いている場合に、長期間でどれだけ大量の水が降ったかを見ることができます。
48時間雨量は2日間に降った雨の量
48時間雨量は、連続する48時間に降った降水量の合計です。
たとえば48時間雨量300mmなら、その2日間で合計300mmの雨が降ったことになります。
72時間雨量は3日間に降った雨の量
72時間雨量は、連続する72時間に降った降水量の合計です。
72時間雨量500mmなら、3日間で合計500mmもの雨が積み重なったことになります。
1時間・3時間・24時間・48時間・72時間雨量の違い
雨量にはさまざまな時間幅があります。
違いを簡単に整理すると、次のようになります。
| 雨量 | 時間 | 主に見るポイント |
|---|---|---|
| 1時間雨量 | 1時間 | 短時間の雨の激しさ |
| 3時間雨量 | 3時間 | 数時間続く豪雨の集中 |
| 24時間雨量 | 1日 | 一日程度の雨の蓄積 |
| 48時間雨量 | 2日 | 2日続く長雨の蓄積 |
| 72時間雨量 | 3日 | 3日続く長雨の蓄積 |
気象庁でも、1時間・3時間・6時間・12時間・24時間・48時間・72時間降水量など、複数の時間幅で降水量を集計しています。
雨は短時間で一気に降る場合と、何日もかけて大量に降る場合があるため、時間の長さを変えて見る必要があります。
▶ 1時間雨量・3時間雨量・24時間雨量の違いは?大雨で見るべき数字を解説
なぜ48時間雨量を見る?
大雨が2日程度続くと、24時間だけでは大雨全体を捉えきれない場合があります。
そこで48時間雨量を見ると、2日間に積み重なった雨の量が分かります。
一日目と二日目の雨をまとめて確認できる
たとえば初日に150mm、翌日に200mm降れば、2日間では合計350mmになります。
一日ごとの数字だけではなく、48時間で見ることで長雨全体の規模を理解しやすくなります。
現在の雨が弱くても大量に降っている場合がある
二日目の後半に雨が弱まっていても、その前の48時間で数百mmの雨が降っている場合があります。
このようなときは「今は小雨だから安全」と判断せず、それまでの雨の蓄積を見る必要があります。
なぜ72時間雨量を見る?
台風や停滞前線では、大雨が3日程度、あるいはそれ以上続くことがあります。
72時間雨量は、こうした長期間の大雨を捉えるために役立ちます。
3日間の雨をまとめて見ることができる
たとえば1日目に150mm、2日目に200mm、3日目に150mm降れば、72時間では合計500mmです。
一日ごとに数字を分けるより、「3日間で500mm」と見ることで、大雨の規模をイメージしやすくなります。
長雨による土・川への蓄積を見る材料になる
3日間も雨が続けば、土壌や河川には大量の水が供給され続けます。
雨がピークを越えた後でも、それまでの雨による土砂災害や洪水の危険が残っている場合があります。
48時間雨量300mmはどれくらい?
48時間で300mmという雨は、2日間で非常に大量の水が降った状態です。
300mmは、降った水がその場に均等にたまったと仮定すると水深30cmに相当します。
1㎡あたり300Lの水
降水量1mmは1㎡あたり約1Lです。
そのため300mmなら、1㎡だけでも約300Lの水が降った計算になります。
広い流域では巨大な水量になる
実際の雨は1㎡だけに降るのではなく、山や街、河川流域という広い範囲に降ります。
その水が川や低い土地へ集まるため、長期間の大雨では洪水や浸水の危険が高まります。
▶ 雨量300mm・500mmってどれくらい?総雨量が増えると何が危険になるのか解説
72時間雨量500mmはどれくらい?
72時間で500mmなら、3日間で降った水の深さが合計500mm=50cmに相当します。
もちろん実際に地面が一律50cm浸水するという意味ではありませんが、降った水の総量としては非常に大きな数字です。
1㎡あたり500Lの水になる
500mmの降水量なら、1㎡あたり約500Lです。
100㎡なら単純計算で50,000Lもの水が降ったことになります。
山や川には3日分の水が集まる
長雨では、降った水の一部が地面へしみ込み、残りは川や低い土地へ流れていきます。
3日間にわたって大量の水が供給され続ければ、土砂災害や河川洪水への警戒が必要になります。
72時間500mmなら必ず災害になる?
雨量だけから「必ず災害になる」と判断することはできません。
同じ500mmでも、地形や河川、土壌、雨の集中の仕方などによって影響は変わります。
短時間に集中したかでも危険性は違う
3日間ほぼ均等に500mm降る場合と、そのうち数時間だけ猛烈な雨が集中する場合では状況が違います。
短時間に大量の雨が降れば、道路冠水や内水氾濫などが急激に発生する可能性があります。
それまでの雨や地域条件も重要
大雨が始まる前から地面が湿っていたり、河川水位が高かったりすれば、同じ雨量でも危険度が高くなる場合があります。
雨量だけではなく、キキクルや河川情報など現在の危険度を見ることが重要です。
48時間雨量と24時間雨量は何が違う?
24時間雨量は1日、48時間雨量は2日分の雨を見ます。
大雨が日付をまたいで続くときには、この時間差が重要になります。
24時間雨量は一日程度の集中を見る
24時間雨量を見ると、一日程度の時間の中でどれだけ大量の雨が降ったかを確認できます。
台風や豪雨のピークが一日程度に集中している場合には、非常に重要な数字です。
48時間雨量は二日間の積み重なりを見る
雨が二日続いている場合、24時間雨量だけでは初日の雨が数字から外れていくことがあります。
48時間雨量を見ることで、二日間全体としてどれだけ大量の水が降ったかを捉えやすくなります。
72時間雨量と24時間雨量は何が違う?
72時間雨量は、24時間雨量の3倍の時間を対象にしています。
そのため長期間の大雨では、より大きな時間スケールで雨の蓄積を見ることができます。
24時間雨量だけでは3日間の全体像が見えない
大雨が3日続いた場合、一日ごとの24時間雨量だけを見ると、それぞれの数字はそれほど極端に見えない場合があります。
しかし72時間で合計すると、300mm、500mmなど非常に大きな総量になっていることがあります。
長雨では72時間の積み重なりも重要
特に秋雨前線や停滞前線では、弱い雨と強い雨を繰り返しながら長期間降ることがあります。
このような場合には、72時間のような長い時間幅で見ると雨の規模を理解しやすくなります。
48時間雨量・72時間雨量と総雨量は何が違う?
48時間雨量・72時間雨量には、それぞれ48時間、72時間という決まった長さがあります。
一方、「総雨量」は使われる場面によって対象期間が異なる場合があります。
48時間・72時間雨量は時間が決まっている
48時間雨量なら連続する48時間、72時間雨量なら連続する72時間の降水量です。
そのため異なる地点や大雨事例を同じ時間幅で比較しやすい特徴があります。
総雨量は大雨期間全体を表すことがある
「降り始めからの総雨量600mm」のように、大雨が始まってから現在までの合計を表す場合があります。
大雨が4日、5日続けば、総雨量の対象期間は72時間より長くなることもあります。
72時間雨量は「3日の日降水量の合計」と同じ?
必ずしも単純に同じとは限りません。
ポイントは、72時間雨量が「連続する72時間」を見る数字だということです。
日降水量は日付で区切る
日降水量は、日付で区切った一日の降水量です。
そのため深夜をまたいで大雨が続いた場合、雨量が二つの日付に分かれて記録されます。
72時間雨量は日付をまたいで連続して見る
72時間雨量なら、日付に関係なく連続する3日分として雨量を見ることができます。
長雨全体を把握する場合には、日ごとの数字とは別に連続時間雨量を見る意味があります。
なぜ長雨では後半ほど危険になることがある?
48時間、72時間と雨が続くと、災害リスクは単純に現在の雨の強さだけでは決まらなくなります。
それまでの雨が土・街・川へ蓄積しているためです。
土の中に水がたまっていく
雨の一部は地中へしみ込みます。
長期間雨が続けば土壌に含まれる水分が増え、斜面が不安定になることがあります。
河川にも水が集まり続ける
川には現在地だけでなく、上流や支流など広い流域から水が集まります。
何日も雨が続けば流域全体から水が供給されるため、河川水位が高い状態が長く続くことがあります。
▶ 長時間大雨はなぜ危険?総雨量が増えると土砂災害・浸水・洪水が起きやすい理由
72時間雨量と土砂災害の関係は?
長期間にわたる大雨で特に注意したいのが土砂災害です。
斜面は雨が降った瞬間だけでなく、それまでの雨の影響も受けます。
長雨で土壌の水分が増える
雨が2日、3日と続けば、地中へ水が入り続けます。
土壌が大量の水を含むと斜面の状態が不安定になり、がけ崩れや土石流などの危険度が高まる場合があります。
雨が弱くなっても危険が続くことがある
空から降る雨が弱まっても、土の中の水がすぐに消えるわけではありません。
そのため72時間に大量の雨が降った後は、雨のピークを越えてからも土砂災害へ注意が必要になる場合があります。
▶ 土壌雨量指数とは?雨が止んでも土砂災害が起きる理由をわかりやすく解説
72時間雨量と洪水の関係は?
河川洪水でも、長期間の雨量は重要です。
特に大きな河川では、雨が降ってから水位が上昇するまでに時間差が生じることがあります。
流域全体から水が集まる
川には山地や上流地域、支流などから雨水が集まります。
72時間にわたって流域全体で雨が続けば、川へ流れ込む水も長時間増え続ける可能性があります。
雨が止んでも水位が上がる場合がある
上流に降った雨は時間をかけて下流へ流れてきます。
そのため自分のいる場所で雨が止んでも、その後に河川水位がさらに上昇する場合があります。
秋雨前線では48時間・72時間雨量が重要になる?
秋雨前線では、雨が一度降って終わるのではなく、何日も続くことがあります。
そのため短時間雨量とともに、48時間・72時間など長時間の積算雨量を見る意味があります。
前線が停滞すると雨が長期化する
秋雨前線が日本付近に残り、暖かく湿った空気が流れ込み続けると、新しい雨雲が繰り返し発達することがあります。
雨が弱くなった時間があっても再び強まり、2日、3日と雨が続く場合があります。
台風が加わると総雨量が急増することがある
秋雨前線へ台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むと、前線活動が活発になることがあります。
すでに長雨になっているところへ激しい雨が加われば、48時間・72時間雨量が急増する場合があります。
▶ 大雨が何日も続くのはなぜ?秋雨前線が停滞する仕組みと長雨の危険性を解説
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台風では48時間・72時間雨量を見る意味がある?
台風でも、雨が長時間続く場合には重要な数字になります。
台風本体の雨だけでなく、接近前から湿った空気によって大雨になることもあるためです。
台風接近前から雨が始まることがある
台風がまだ遠くても、周辺の暖かく湿った空気が前線などへ流れ込み、先に雨が強まる場合があります。
その後に台風本体の雨が加われば、大雨期間が長くなることがあります。
通過後まで含めると3日程度になることもある
台風の接近前、本体の通過中、通過後の雨まで合わせると、雨の期間が数日に及ぶことがあります。
このような場合には、1時間雨量だけでなく48時間・72時間雨量を見ることで大雨全体の規模を把握しやすくなります。
48時間・72時間雨量だけを見れば安全判断できる?
できません。
長時間雨量は大雨の蓄積を見る重要な数字ですが、実際の災害危険度は雨量だけでは決まりません。
短時間の猛烈な雨も同時に確認する
72時間雨量が同じでも、その中に1時間100mmのような猛烈な雨が含まれているかどうかで状況は大きく違います。
道路冠水や内水氾濫などでは、短時間にどれだけ雨が集中したかも重要です。
現在の危険度情報を見る
土砂災害、浸水害、洪水などについては、気象庁のキキクルや河川水位、自治体の避難情報などを確認する必要があります。
48時間・72時間雨量は「これまでどれだけ降ったか」を理解する材料の一つとして使うことが大切です。
「72時間雨量が減った」のに雨は降っている?
連続時間雨量を見ると、雨が降っているのに数字が増えない、あるいは減ることがあります。
これは72時間という時間枠が動いていくためです。
古い雨量が計算から外れていく
72時間雨量は、常にその時点までの連続した72時間を見る数字です。
時間が進むと、72時間より前に降った雨は計算対象から外れていきます。
新しい雨より外れる雨の方が多ければ減る
たとえば72時間前に非常に激しい雨が降っていて、現在は弱い雨しか降っていない場合があります。
古い大量の雨が計算から外れると、新たに雨が降っていても72時間雨量の数字が小さくなることがあります。
長期間の大雨では何を見ればいい?
2日、3日と大雨が続く場合は、一つの雨量だけに注目しないことが重要です。
短時間の雨と長期間の蓄積を両方確認します。
1時間・3時間雨量で現在の強さを見る
現在、短時間に大量の雨が集中していないかを見るには1時間雨量や3時間雨量が役立ちます。
特に発達した雨雲が繰り返し通る場合には、数時間で雨量が急増する可能性があります。
24・48・72時間雨量で蓄積を見る
一方、24時間・48時間・72時間雨量を見ると、長雨によってどれだけ大量の水が積み重なったかを把握できます。
さらに大雨が長く続いている場合には、降り始めからの総雨量も確認すると大雨全体の規模が分かりやすくなります。
48時間雨量・72時間雨量についてよくある質問
48時間雨量とは何ですか?
連続する48時間に降った降水量の合計です。
2日間にわたる長雨で、どれだけ雨が積み重なったかを見ることができます。
72時間雨量とは何ですか?
連続する72時間に降った降水量の合計です。
3日程度続く大雨の規模や、長期間にわたる雨の蓄積を見るのに役立ちます。
48時間雨量300mmは多いですか?
2日間で300mmなら、1㎡あたり約300Lもの水が降った計算になります。
実際の危険度は地形や河川、それまでの雨などによって変わりますが、長期間に大量の雨が降っている状態として注意が必要です。
72時間雨量500mmはどれくらいですか?
3日間で500mmなら、1㎡あたり約500Lです。
広い河川流域や山地全体に降れば非常に大量の水になるため、土砂災害や洪水などへの警戒が必要になる場合があります。
72時間雨量と3日間の雨量は同じですか?
72時間は時間の長さとしては3日分ですが、「日付で区切った3日間」と必ず同じになるわけではありません。
72時間雨量は連続する72時間を対象にするため、日付をまたいで計算されます。
72時間雨量と総雨量は同じですか?
同じとは限りません。
72時間雨量は72時間分ですが、総雨量は大雨の降り始めから4日、5日など、さらに長い期間を対象とする場合があります。
なぜ72時間も前の雨を見るのですか?
土壌や河川には、それまでに降った雨の影響が残るためです。
現在の雨が弱まっていても、数日間に大量の雨が降っていれば土砂災害や洪水の危険が続く場合があります。
72時間雨量だけで避難を判断できますか?
雨量だけで判断することはできません。
キキクル、河川水位、警報、自治体の避難情報など、現在の危険度情報を合わせて確認してください。
まとめ|48時間・72時間雨量は2~3日続く大雨の「蓄積」を見る数字
48時間雨量・72時間雨量についてまとめると、
- 48時間雨量は連続する2日間の降水量
- 72時間雨量は連続する3日間の降水量
- 1時間雨量は短時間の雨の激しさを見る数字
- 3時間雨量は数時間続く豪雨のまとまりを見る数字
- 24時間雨量は一日程度の雨の蓄積を見る数字
- 48時間雨量は二日間続く長雨の蓄積を見る
- 72時間雨量は三日間続く長雨の蓄積を見る
- 48時間300mmなら1㎡あたり約300L
- 72時間500mmなら1㎡あたり約500L
- 24時間雨量と48時間・72時間雨量は対象時間が違う
- 総雨量は72時間より長い大雨期間全体を指す場合がある
- 72時間雨量と日付で区切った3日分は必ずしも同じではない
- 長雨では土壌へ水が蓄積して土砂災害の危険が高まる場合がある
- 河川には流域全体から水が集まり洪水の危険が高まる場合がある
- 秋雨前線や台風では48時間・72時間雨量が大きくなることがある
- 現在の雨が弱くても、それまでの大量の雨の影響が残る場合がある
- 長時間雨量だけではなく短時間雨量も合わせて見る
- 実際の危険度はキキクルや河川情報、避難情報も確認する
ということになります。
大雨というと、「今どれだけ激しく降っているか」に目が向きやすくなります。
しかし台風や秋雨前線などで雨が2日、3日と続く場合、本当に重要なのは現在の雨だけではありません。
それまでに山・街・川へどれだけ大量の水が供給されてきたかを見る必要があります。
1時間雨量が小さくなっていても、72時間雨量では数百mmに達している場合があります。
そのような長雨では、土壌が大量の水を含み、河川にも上流から水が集まり続けている可能性があります。
大雨が長期間続いているときは、1時間・3時間雨量で現在の雨の強さを確認するとともに、24時間・48時間・72時間雨量や総雨量で「これまでの蓄積」も確認してください。
そして雨量の数字だけで安全を判断せず、キキクル、河川水位、警報、自治体の避難情報など最新の防災情報を確認することが重要です。
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