減容化施設という言葉は聞いたことがあっても
「実際にどうやって処理しているのか?」
まではイメージしにくいかもしれません。
今回は、減容化施設の仕組みをできるだけわかりやすく整理します。
捕獲された動物の全体の流れについては、こちらで詳しくまとめています
→ 捕獲された動物はその後どうなる?
減容化施設とは何をする場所?
減容化施設は、食用にできない野生動物を処理する施設です。
詳しくはこちら👇
→ 減容化施設とは?
減容化とはどういう意味?
「減容化」とは、体積を減らすこと
つまり、分解して小さくする処理です。
実際の処理の流れ
一般的な流れは以下の通りです。
① 搬入
捕獲された動物が施設に運ばれます。
② 投入
専用の処理装置に入れます。
③ 分解
ここが一番重要です。
微生物の働きで分解が進みます
実際の事例としては、約85℃前後の環境で分解が進み、肉や内臓は約24時間、骨も1週間ほどで分解されると報じられています。

シカ、イノシシ、クマ…「減容化」処分広がる 原発事故被災地も活用:朝日新聞
捕獲した有害鳥獣の死骸を微生物の働きで分解し、容積を小さくする「減容化」施設を導入する自治体が全国で増えている。エゾシカによる被害が深刻な北海道内では4月、津軽海峡に面した福島町で稼働を始めた。同じ…
想像以上にしっかり分解される仕組みです
④ 減容(体積が減る)
分解が進むと、元の大きさより大幅に小さくなる
⑤ 残渣の処理
最終的に残ったものを処理します。
安全な形で処理が完了
なぜ分解という方法が使われるのか
従来は、埋設(地中に埋める)が多く使われていました。
ただし
- 労力が大きい
- 環境への影響
- 臭い
問題も多い
そのため、分解による処理(減容化)が広がっている
焼却との違い
ここも気になるポイントです。
- 減容化 → 分解
- 焼却 → 高温で燃焼
処理方法が根本的に違います
まとめ:減容化施設は“分解して処理する仕組み”
今回のポイント
- 微生物によって分解
- 約85℃で処理
- 肉は1日、骨も1週間で分解
- 体積が大きく減る
「埋める」から「分解する」へ
処理方法が変わってきていることがわかります。
