最近、「車の記録データ」に関する話題を見かけることが増えています。
「車ってどこまで記録されているの?」
「走った場所まで全部バレるの?」
と気になった人も多いのではないでしょうか。
その中でよく出てくるのが「EDR」という言葉です。
EDRとは何か
EDRとは、Event Data Recorder(イベントデータレコーダー)の略で、
事故の前後の車の状態を記録する装置です。
いわば、車のブラックボックスのようなもの
何が記録されているのか
EDRで記録されるのは主に
- 車の速度
- ブレーキの有無
- アクセル操作
- シートベルトの状態
- エアバッグの作動
事故の瞬間に何が起きたかを記録する
走行履歴は全部記録されるのか
ここが一番気になるポイントです。
結論:EDRは走行ルートを記録する装置ではありません
記録されるのは、事故前後の短時間のみ
そのため、どこを走ったかをすべて追跡することはできません
なぜ「全部記録されている」と言われるのか
ではなぜ、「すべて記録されている」と言われるのでしょうか。
理由はシンプルです。
EDR以外にも記録される仕組みがあるから
実際に記録される可能性があるもの
車や周辺機器では、次のようなものがデータを持っています。
ドライブレコーダー
映像+時間情報
カーナビ
目的地や履歴
スマートフォン
GPSによる位置情報
ETC2.0
条件によって走行データ
これらを組み合わせると、行動が推測されることはある
どこまで「バレる」のか
結論としては、EDR単体では、行動をすべて把握することはできない
ただし、複数のデータを組み合わせることで、状況が明らかになる場合はある
なぜこの仕組みは知られていないのか
理由はシンプルです。
- 普段意識することがない
- 専門的な話
- 説明される機会が少ない
“見えない記録の仕組み”だから
まとめ:EDRは事故データを記録する装置
今回のポイント
- EDRは事故前後のデータを記録する
- 走行履歴をすべて記録するものではない
- 他の機器と組み合わせることで情報が分かる場合がある
「すべて記録されている」は誤解
なお、こうした車の記録データは削除できるのか気になる方は、こちらで詳しく解説しています。
→ 車の記録は削除できる?
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