減容化施設について調べていく中で、もう一つ気になることが出てきました。
「減容化施設があるなら、全部そこで処理すればいいのでは?」
実際にはそうなっておらず、今でも多くの地域で
埋設(地中に埋める処理)が行われています。
なぜなのでしょうか。
今も使われている「埋設処理」とは
埋設処理とは、捕獲された動物を地中に埋める方法です。
昔から行われている方法で、
- 特別な設備がいらない
- その場で処理できる
という特徴があります。
なぜ減容化施設に一本化されないのか
理由はいくつかあります。
① 施設の数が足りない
減容化施設は、全国でも数十〜100程度とされており、すべての地域をカバーできていないのが現状です。
そのため、施設がない地域では埋設が選ばれる
② 運搬が難しい
捕獲された動物は
- 山中で捕獲される
- すぐに処理しないと腐敗する
つまり、遠くまで運べないケースがある
結果として、その場で埋設する方が現実的になることもあります。
③ コストと手間の問題
減容化施設は
- 設備
- 人手
- 維持費
が必要です。
一方で埋設は、比較的コストが低い
そのため、地域によっては埋設が選ばれ続けている
埋設処理の課題
ただし、埋設にも問題があります。
- 重労働(穴を掘る必要がある)
- 臭いの問題
- 環境への影響(地下水など)
決して理想的な方法ではない
そのため
減容化施設の導入が進められている
なぜこの現実はあまり知られていないのか
多くの人にとって、
- 野生動物の捕獲
- その後の処理
は、日常生活から見えない領域です。
そのため 「埋められている」という事実も知られていない
まとめ:埋設は“今も続く現実的な選択”
今回のポイント
- 減容化施設はまだ少ない
- 地域によっては運搬が難しい
- コスト面の理由もある
- そのため埋設処理が残っている
つまり、理想と現実の間で選ばれている方法と言えます。
