ジビエ(鹿やイノシシの肉)は、最近よく見かけるようになりました。
ただ、こんな疑問を持ったことはないでしょうか?
「食べられない部分って、その後どうなるの?」
調べてみると、そこにはあまり知られていない“流れ”がありました。
ジビエになるまでの全体の流れ
まず、捕獲された野生動物は以下のような流れで扱われます。
① 捕獲
② 回収
③ 解体施設へ搬入
④ 食肉として利用
⑤ 残りは処理
この中で重要なのが 「④の食肉になるのは一部だけ」という点です。
捕獲された動物はすべてジビエになるわけではない
前の記事でも触れましたが、
実際には
- 傷みがある
- 回収が遅れた
- 衛生基準を満たさない
などの理由で、食用にならない個体も多い
食べられない部分の行き先
では、その“残り”はどうなるのか。
主な処理方法は以下の通りです。
① 埋設(地中に埋める)
昔から行われている方法です。
- 山中などに埋める
- 比較的シンプル
ただし
- 重労働
- 悪臭
- 環境への影響
といった課題があります。
② 焼却処理
一部では焼却も行われています。
ただし
- コストが高い
- 設備が必要
どこでもできるわけではない
③ 減容化施設での処理
近年増えているのがこの方法です。
微生物などで分解して処理する
詳しくはこちら👇
➡ 野生鳥獣捕獲個体減容化施設とは?
なぜ処理が問題になるのか
ここが重要なポイントです。
ジビエの話はよく
- 地産地消
- 有効活用
といった形で語られます。
ただ現実には、処理の方が大変とも言われています。
理由は
- 数が多い
- 腐敗が早い
- 人手不足
などです。
実際の現場で起きていること
地域によっては
- 埋設が追いつかない
- 処理の負担が大きい
- 高齢化で担い手が少ない
といった問題もあります。
つまり 「捕獲」だけでなく「処理」までがセットになっているのが現実です。
なぜあまり知られていないのか
この問題は
- 表に出にくい
- 見えない
- 日常生活と距離がある
ため、ほとんど知られていません
ただ、ジビエが広がるほど避けて通れない問題でもあります。
まとめ:ジビエの裏には「処理の流れ」がある
今回のポイント
- 捕獲された動物はすべて食べられるわけではない
- 残りは埋設・焼却・減容化などで処理される
- 処理は大きな課題になっている
つまり、ジビエは「食べる」だけの話ではないということです。
